副業人材がWantedlyアカウントを作っておくべき4つの理由
WantedlyはビジネスSNSの側面を持つツールです。募集記事やストーリー記事を掲載している企業がターゲットにしているのは、すぐ転職を考えている求職者だけではありません。多くの掲載企業が自社のファンとなってくれるユーザーとのつながりをつくろうと考え、会社情報のページを整えています。
Wantedlyの掲載社数は公式発表で3万4000社(2021年3月時点)。副業人材にとっては多彩な企業と接点を持ち、交流できる場です。
「副業を始めたいけど、自分のサイトがない・実績がない」という方はWantedlyのアカウントを作成するところからチャレンジしてみてください。
この記事では副業人材がWantedlyアカウントを作っておくべき理由を4つにまとめてお伝えします。
理由①Wantedlyには副業人材募集が数多くある
副業を探そうとするとき、どの媒体・サービスを使えばいいのかわからないと思うことがあると思います。このブログでは副業検索サービスをまとめてきましたが、まだまだサービスとして充実していないものもあります。
一方でWantedlyで副業案件を検索すると、下記のような結果が表示されます。それぞれ右上の太字の数字が総掲載数です。
※画像はすべて2021年3月15日時点のものです。また、募集記事はWantedlyのこちらのページで検索できます。
ライター×副業・契約・委託
ライター×副業・契約・委託+条件「週末からのコミットでもOK」
・人事×副業・契約・委託
人事×副業・契約・委託+条件「週末からのコミットでもOK」
職種指定なし×副業・契約・委託
職種指定なし×副業・契約・委託+条件「週末からのコミットでもOK」
ライターと人事という職種設定は私自身の興味にもとづくものですが、一定数の副業募集があることを確認できます。登録前に検索をかけ、自分の希望に該当する募集があれば登録するという方法をとってもいいでしょう。
理由②Wantedlyには人事担当者がいる
Wantedlyの企業アカウントを運用しているのは企業の人事担当者です。Wantedlyの個人アカウントを充実させれば、そのような人事担当者とつながりを作ることができます。場合によってはスカウトを受ける場合もあります。
自分で副業人材募集を探しながら、企業の人事担当者から見てもらえる環境がある点も、Wantedlyアカウントを作成するメリットです。ちなみにWantedlyに個人アカウントには、Wantedlyを通じた活動についての希望を設定する画面があります。
上記のように「副業する」という部分にチェックをつけておけば、企業の人事担当者からは副業人材として認識されます。
理由③Wantedlyを使えることがスキルになる
Wantedlyは企業の人事担当者が自分たちの手で募集記事やストーリー記事を作成し、運用していかなくてはならない媒体です。中にはWantedlyにコストをかけながらも、運用に困っている人事担当者もいます。
そういった企業は、Wantedlyのアカウントを作り、実際に運用している人材の力を求めています。Wantedlyの個人ページを整えること自体が、企業にアピールできるスキルになるのです。
Wantedlyの使い方を理解すれば、企業が求める人材になれることを意識し、自身のアカウントページの充実をはかってみてください。
理由④Wantedlyはコストのかからない積み上げ式のツール
Wantedlyの個人利用は無料です。コストをかけずにスタートし、自分のペースで積み上げていくことができます。ブログなどの場合はスタートするために時間やお金の初期投資が必要ですが、Wantedlyは簡単にアカウントを作成可能です。
また、個人アカウントのアピールポイントを高める方法として、ストーリー記事を書くというやり方があります。Wantedlyのストーリー記事は企業名義と個人名義を切り替えて投稿できますので、個人の考えや実績のまとめる場に使ってください。
ライティングに自信があれば、ストーリー記事を企業に見せる実績にすることもできます。その際はトレンドランキングへのランクイン状況や週間PV数などを計測しましょう。企業に書ける内容と効果を示すことで、記事作成の依頼を受けやすくなります。
まとめ
今回は副業人材がWantedlyページを作るべき理由をまとめました。私自身もWantedlyのアカウントを持っているのですが、クライアントから「Wantedlyのページ見ましたよ」といわれることがあります。
私の場合は正社員として運用するためにWantedlyのアカウントを作ったのですが、これからより充実させていきたいと考えています。
・副業人材の募集を探したい
・企業との接点をもちたい
・自分の情報をどこかに積み上げたい
という思いがあるなら、Wantedlyの個人利用がおすすめです。無料で始められるので、ぜひチャレンジしてみてください。
・Wantedlyのアカウント登録画面はこちら
・黒木のWantedlyページはこちら