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【副業3年間の収入推移まとめ】「もうあの頃には戻れない」と思うほど縁に恵まれ、変化のあった3年間

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正社員+副業で6社と契約を結ぶパラレルワーカー。様々なチームに所属し、1つの会社に依存しない働き方を体現しています。ライターとして1100本以上の記事制作実績があり、得意分野は組織、キャリア、働き方関連。マナー研修やライティング講座で講師も務める。元求人広告のコピーライターで、現在は社長秘書兼人事チームリーダー。パラレルワーク3年目。

みなさんこんにちは、パラレルワーカーの黒木です。

1年前、私はこのブログをスタートし、最初に

副業収入年200万円までの道。パラレルワークをはじめた理由と24ヶ月分の収入推移を公開

という記事を書きました。

当時はこれまでの自分の活動を振り返り、だれかの参考にしてもらいたいという思いがあったのですが、自分にとって1年の良い区切りになると感じたので、今年も振り返り記事を書いてみようと思います。

上の記事を読まなくても良いように、収入推移・取り組みや心境の変化などを、3年間分まとめていきますので、ぜひ読んでみてください。特に副業を始めたい人やスタートしたばかりの人に参考にしていただきたい内容です。

副業3年間の収入推移まとめ

8月に一度3年目上半期の収入をまとめていましたが、下記グラフが3年間を通して記録したものになります。3年分となると、かなり横長になってきた感があります。

比較のためデータとしてわかりやすく整理すると次のような形になります。

このように見ると1年目・2年目・3年目と、着実に進歩していることがわかります。一方で、課題も見え、4年目に何を目指すべきかのヒントも見つかりました。まずはそれぞれの段階で目指していたことや考えていたことから振り返ってみたいと思います。

副業1年目・2年目・3年目の目標や考えていたこと

前提として、私が副業を始めたきっかけは、次の3つの思いからでした。

・正社員の収入に納得できない、自分の価値が正しく評価されていないと感じる。
・自分の価値を認めていない会社に「給料をあげてほしい」という言うのが情けない。
・1つの会社に依存して生きていきたくない。

このような思いがベースにあったからこそ、副業を始めた当初はお金のことばかり考えていたような気がします。

副業1年目に目指していたこと・考えていたこと

1年目に目指していたのは「年収を100万円増やす」ということでした。なので、在宅でできるフルリモート・フルフレックスの仕事を探す一方で、極端なことをいうと「収入を増やすためなら、休日に倉庫作業のバイトをしてもいい」ということを考えもしました。

ただ自分の場合はHELP YOUというサービスと出会ったことでうまく自分のスキルを活かせる仕事をスタートできました。もし、純粋に収入を増やすためだけに時間を使っていたら、今とまったく違う未来につながっていたかもしれません。

また、スキルを活かす環境を得てからは「ライティング案件は時給2000円以下の仕事をしたくない」という思いもありました。これは自分が過去に培ってきたものが価値のあるものだと信じたかったからです。結果としてこの時給に対する意識も、副業収入を増やしていくうえで不可欠なものになりました。

■副業1年目に目指していたこと・考えていたこと
・年収を100万円増やす
・ライティング案件では時給2000円以下の仕事をしない
※ただ、自分の思い描いていることが甘い考えなら、休日に倉庫作業のバイトをしてでも収入を増やしたいとも思っていた。

■副業1年目の結果
・副業収入/113万9350円
・時給1200円から3000円(事務系の単純作業も含む。ライティング案件については2000円以上)
・月間稼働時間/100時間程度

副業2年目に目指していたこと・考えていたこと

2年目にテーマにしたのは「稼働時間を減らし、時給を上げる」ということでした。年収への意識が強かった1年目から考え方が変わりました。

また、1年目の終わりには会社側に副業をしていることを伝え、「給料を増やす気がないなら、休みを増やしてください。あと、サービス残業は今後しません。副業が認められないなら退職します」という話をしました。

結果は減給月1.5万円+休み増月1日という形の痛み分け。そのことから年間の目標は減額分の10倍の15万円×12ヶ月=180万円としました。

稼働時間に関しては20%減を目指し、時給を平均2500円程度にしたいと考えていました。

■副業2年目に目指していたこと・考えていたこと
・年間の副業収入目標は180万円
・平均時給2500円
・稼働時間20%減

■副業2年目の結果
・副業収入/234万1409円
・時給1350円から4000円(事務系の単純作業も含む)
・月間稼働時間/80時間程度

副業3年目に目指していたこと・考えていたこと

3年目は1年目・2年目とは少し感覚が異なりました。収入面については目標というよりは「300万円はこえるだろうな」という感覚があり、目標という感じではなくなっていました。

そんな中意識したのは、「価値のある仕事をしたい」、「自分を必要としてくれるお客様と気持ちを込めた仕事をし、貢献したい」という思いでした。その結果、行ったのが取引先の見直しです。具体的には単発の大きな案件よりも、月々コンスタントに依頼をいただき関係を築いていける取引を重視しました。

結果として、月ごとの収入は下記のような推移をたどりました。

▼2月・3月/年間最低月収と最高月収を記録するほど報酬が変動
▼春-夏/案件整理により、月間収入が徐々に下降
▼夏-冬/月額クライアントと関係を構築し、月間収入が向上。12月に年間2番目の収入を記録

1年目・2年目は目先のことを考えて副業に取り組んでいましたが、3年目は少し、その思考から脱した感があります。1年目・2年目と同じ目線でまとめると、下記のような形になります。

■副業3年目に目指していたこと・考えていたこと
・年間の副業収入目標/なし(300万円はこえるだろうという見立て)
・平均時給/なし(単発・低単価・単純作業の整理)
・稼働時間/なし
・希望その①/価値のある仕事をしたい
・希望その②/自分を必要としてくれるお客様と気持ちを込めた仕事をし、貢献したい

■副業3年目の結果
・副業収入/350万4779円
・時給3000円から5000円
・月間稼働時間/70時間程度
・希望その①/価値のある仕事をしたい
→そう思える。
・希望その②/自分を必要としてくれるお客様と気持ちを込めた仕事をし、貢献したい
→そう思える。

4年目にしたいこと

このように副業3年間を振り返ると、本当に「もうあの頃には戻れない」と感じます。今まで多くの出会いに恵まれ、多くのものをいただき、成長できたと思います。その意識から2年目の途中から3年目を通して「返していきたい」という言葉を度々口にしてきました。

それは本心であり、4年目も引き続き大切な意識になると考えています。

一方で、それとは別のベクトルで、このブログを書くにあたり4年目にどうしたいのかを考えました。書く前というよりは、書きながら頭に浮かんだのは次の2つでした。

・月収を安定させる
・楽しそうなことに投資する

月収を安定させる

このブログを書きつつ振り返ってみて、3年目の平均月収が29万2065円というのはおおむね想定通りでした。一方で、最低月収が13万9889円、最高月収が77万4954円というのは、正社員の収入が別にあるとしても不安定だと感じました。

自分は社長を目指すタイプではなく、いついつまでに事業化したいという計画があるわけでもありませんが、これはあまり良い状態ではないと思います。

3年目に月額固定のクライアントと関係を構築できたこともあり、4年目は月収を安定させる(最低月額を向上させる)というのを1つのテーマにしたいと考えています。

楽しそうなことに投資する

普段から物欲が薄く、これまで副業で得たお金には手をつけていなかったのですが、11月中旬に久しぶりに「これ、やってみたいな。やったら楽しそうだな」と思えることに出会いました。

出会ったというか、前々から知っていて、知っているだけに留めていたのですが、副業でつながった人(友人と呼ばせていただきたい)と話す中で刺激を受け、自分でやってみようと思えました。4年目は時間とお金を投資し、そのことを本気で楽しむというのが目標です。

今、3年前に副業をスタートした時のようにワクワクしています。

最後に

副業を始めて3年、こうして振り返ってみると少し不思議な気持ちになります。「自分はとても運が良い、恵まれている」という感覚もありますし、「人が遊んでる時、寝ている時、酒を飲んでいる時、努力したからだ」という自負もあります。

今の自分があるのはどちらのおかげなのか、両方がそろっていたからなのかはわかりません。ただ、行動の先には結果があり、選択の先には変化があるということはわかります。

最近、リザレクションズを見るために、マトリックスシリーズを見直したのですが、今になって自分がなぜあの映画が好きなのか、ちゃんとわかった気がします。

遠くの未来を見据えることや夢を抱くことは引き続き苦手ですが、これからも「来年どうするか」を考え、選択できるようにまた1年がんばります。来年もまたこの振り返り記事を読んでもらえると嬉しいです。

この3年間、お付き合いくださったみなさま、本当にありがとうございます。副業4年目、一層みなさんにお返しできるよう精進しますので、2022年もどうぞよろしくお願い致します。

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正社員+副業で6社と契約を結ぶパラレルワーカー。様々なチームに所属し、1つの会社に依存しない働き方を体現しています。ライターとして1100本以上の記事制作実績があり、得意分野は組織、キャリア、働き方関連。マナー研修やライティング講座で講師も務める。元求人広告のコピーライターで、現在は社長秘書兼人事チームリーダー。パラレルワーク3年目。

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