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副業3年目上半期の収入まとめ|継続案件の見直し・新規契約スタート、フリーランスとして変化続きだった6ヶ月

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正社員+副業で6社と契約を結ぶパラレルワーカー。様々なチームに所属し、1つの会社に依存しない働き方を体現しています。ライターとして1100本以上の記事制作実績があり、得意分野は組織、キャリア、働き方関連。マナー研修やライティング講座で講師も務める。元求人広告のコピーライターで、現在は社長秘書兼人事チームリーダー。パラレルワーク3年目。

みなさんこんにちは、5つの仕事をかけもちするパラレルワーカーの黒木です。

2021年も今週から8月ですね。

今月は「副業の収入」について話をする機会がいくつか予定されているので、あらかじめ集計し、この記事でまとめておこうと思います。

イメージ的にはこのブログの1本目の記事「副業収入年200万円までの道。パラレルワークをはじめた理由と24ヶ月分の収入推移を公開」の続編にあたる内容だとお考えください。

長引くコロナ禍においてフリーランスの仕事をどう整理したのか。具体的なアクションについても説明します。

副業3年目、2021年1月-6月の収入推移

まずは副業3年目6ヶ月間の収入推移をまとめたグラフをご覧ください。

と思ったのですが、これだけだとどのように成長したのかがわかりにくいので、過去2年間の記録とドッキングしてみました。

※私が副業・フリーランスの仕事をはじめたのは2018年12月です。副業を始めた詳しい経緯は前述の1本目の記事に記載しています。

例年年末に向かって伸びていく傾向があるのですが、今年は3月に支給されたデジタル化応援隊支援事業の謝金(2社分)により、過去最大の副業月収を記録しました。

デジタル化応援隊事業についてはこちら

一方稼働量に関しては、デジタル化応援隊事業の枠組みで2社を支援していた1月-2月がピークでした。そのため、2月報酬(1月稼働分)が落ち込んでいるかたちとなっています。

また、報酬を比較する意味で過去2年間および2021年6ヶ月間の報酬合計額と月々の平均額についても算出しました。

<年間合計額>
・2019年1月ー2019年12月/113万9350円(12ヶ月間)
・2020年1月ー2020年12月/234万1409円(12ヶ月間)
・2021年1月ー2021年6月/192万3898円(6ヶ月間)

<月間平均額>
・1年目平均(12ヶ月間)/月9万4946円
・2年目平均(12ヶ月間)/月19万5117円
・3年目平均(6ヶ月間)/月32万650円
・3年目平均(5ヶ月間※3月除く)/月22万9789円

このようにみると改めて着実に成長できていることがわかり、ほっとしました。

数字の面で半年間を振り返ってみて思うのは、目指した方法が間違っていなかったということと、自分は恵まれているということです。努力を重ねてきた事実はありますが、これまで関わってきた方々・今お付き合いいただいている取引先のみなさまに心より感謝申し上げます。

結果として収入面はこのような形で推移しました。次に6ヶ月間で目指したこと・具体的なアクションについて考えていきたいと思います。

2021年前半6ヶ月間の目標とアクション

私が2021年の目標としていたのは下記の4つでした。

・直接契約の仕事を増やす
・時給と単価を上げる
・コミュニティ活動を充実させる
・自分の商品を作る(セルフブランディングをする)

それぞれ順に見ていきましょう。

直接契約の仕事を増やす

まず目指したのは紹介サービスを通じた案件を減らし、個人の業務委託契約を増やすという動きです。具体的には2021年4月に1社新規契約で仕事がスタートし、3ヶ月のトライアルを経て、7月以降も契約更新をいただきました。

始まりは知人からの紹介ですが、Wantedlyページがあったことで、自分の実績をスムーズに確認してもらえました。副業人材にとって、Wantedlyページを作っておくのはやはりプラスだと思います。

契約に至るまでの経緯の詳細はのちほど説明します。

時給と単価を上げる

副業に使える限られた時間の中で報酬を上げていくためには低単価の仕事を減らして、高単価の仕事を増やしていく必要があります。具体的な金額としては、それぞれ下記を目指しました。

・平均時給/4000円-5000円
・文字単価/10円-15円

前述の通り、6ヶ月間の報酬合計は192万3898円、月間平均額は32万650円でした。稼働時間はおおむね60時間から80時間程度だったため、時給換算すると次のようになり、目標は達成されたと考えています。

・稼働60時間→平均時給/5344円
・稼働70時間→平均時給/4580円
・稼働80時間→平均時給/4008円

文字単価に関しては10円を下回るような案件はお断りし、高単価の案件で高付加価値のライティングを目指しました。

稼働時間の部分をもう少し詳しく説明すると、この3年間でかなり大幅にアップダウンしてきました。具体的には下記のようなイメージです。

<6ヶ月ごとの平均稼働時間推移>
▼副業1年目
・前半/平均月20時間(最大50時間程度)
・後半/平均月80時間(最大120時間程度)

▼副業2年目
・前半/平均月100時間(最大130時間程度)
・後半/平均月80時間(最大100時間程度)

▼副業3年目
・前半/平均月70時間(最大80時間程度)

もともと2年目から「時給をあげる」という意識で案件整理・獲得に動いていたものが、2年目後半・3年目前半にかけて効果が見えてきたというかたちです。

コミュニティ活動を充実させる

さて、このようなかたちで稼働時間を減らしてきた結果、時間の余裕を持てるようになりました。この半年間、生まれた時間で力を入れてきたのは業務外の取り組みです。

具体的には、所属するHELP YOUというオンラインアシスタントサービスの一員として、「ライタースターターズルーム」というコミュニティを運営しています。

オンラインで70名以上が参加する場で、毎週のランチMTGと3週間に1回のライティング勉強会を実施。オンラインでも相談し、高め合える関係作りを行っています。

ちなみにこの記事の更新も、所属メンバーの1人が企画してくれた「#隔週note」という取り組みの一環です。私はnoteじゃないですが、7名のメンバーが隔週でブログ記事を投稿しています。

コミュニティはスタートして1年半ほど。報酬につながるものではありませんが、私にとっては大切で、楽しい取り組みです。これからもメンバーとともに楽しみながら、コミュニティを成長させていきたいと考えています。

そんなライタースターターズルームですが、最近嬉しいニュースがありました。

それは7月に行われたHELP YOU運営元である株式会社ニットのオンラインキックオフにて「コミュニティ賞」を受賞したこと。

こんな賞状をもらって、

表彰の翌週に予定されていた勉強会後にメンバーとプチ祝勝会をして、少しワイワイしました。普段表彰されることなんてあまりないですし、私個人というより運営しているコミュニティに対してのものだったので、これは本当に嬉しかったです。

自分の商品を作る(セルフブランディングをする)

最後のこの部分は半年をかけてようやく姿が見え始めてきたという状況です。最近特に長期的な目線で自分のキャリアを考えられていなかったことを反省する場面がありました。

自分はどうすればドラッカーの言うところの「第三の男」になれるのか。どうすれば「教会を建てている」と答えられるのか。今そういうことを改めて考えています。

もしかすると、自分の商品を作る・セルフブランディングをするという観点とはズレるかもしれません。ですが、せっかくイチから作っていくなら、job/career/callingの視点を持って取り組んでいきたいと考えています。

このjob/career/callingとは、簡単にいうと、「生活を営むための労働」、「地位を築くための仕事」、「果たすべき使命」というような仕事の捉え方です。前の会社にいた頃は毎日のように口に出して意識をしていたのに、最近は少し頭から抜け落ちてしまっていた気がします。

少し自己中心的になりすぎていたのかもしれないと、この記事を書きながら思いました。

3年目に見直しをした仕事・新たにスタートした仕事

ここからは半年間で行ったことを具体的に見ていきたいと思います。

まずは見直し・整理・終了をした仕事です。

・人事系案件
→継続2年半/月間稼働時間10時間程度/時給2000円以下

・ライティング案件(経理系SEO記事)
→継続1年/月間稼働時間10時間程度/月間本数2-3本/文字単価7円以下

・その他の案件
→継続1年前後/月間稼働時間合計20時間程度/時給2000円以下

このうち、人事業務はとても心苦しかったですが、最終的に心を鬼にして離れることを決めたものです。「副業を始めた初期からお世話になり、継続しているから」という理由で、1年以上報酬面には目をつむって続けてきました。しかし、それは互いにとってプラスの状態ではなかったと思います。

次に上記のような整理を経て生まれた時間でスタートした仕事についてです。

直近半年で新たにスタートしたのはナチュラル総研という東京に本社を置く企業に対する採用支援の仕事です。同社は「ハニトー」のカラオケパセラをはじめ、サービス業の各領域で50以上のブランドを展開しています。

ナチュラル総研との仕事は、思い返すとなんとも縁を感じるかたちで始まりました。

もともと私は同社のサービスを利用したことがなかったのですが、コロナで苦しむ知り合いのウェディングレストランを支援する際に、同社のいろいろな取り組みを参考にさせていただいていました。

パセラの「歌わないカラオケ」や三密回避の情報発信方法は業界に先駆けた対応で、利用者に安心してもらいやすいものだと感じたからです。

その後知人から「Wantedlyの運用で困っている企業があるんだけど」と相談があり、詳しく話を聞いてみると、その困っている企業というのはナチュラル総研だったというわけです。

私はその時勝手に、アイデアや勇気をもらっていた恩返しのチャンスだと思いました。

顔合わせの後は私自身がWantedlyのアカウントを持っていたこともあり、Wantedly上でこれまでの実績を見ていただき、スムーズに契約がスタート。今ではWantedlyに限らず複数の採用媒体の支援や採用プロセスのアドバイスをするかたちで関わっています。

最初の顔合わせから2週間ほどで稼働を開始できたのは、事前に仕事を整理し、時間的余裕を作っていたからだと思います。

フリーランスの仕事では長く続く案件をストップするのは勇気がいるもの。しかし、新しい案件を迎え入れるためにも、少し余裕を持たせておくことが大切だと改めて感じました。

そして、そのような準備に対してすぐ新しい仕事が舞い込んできたことに対して、感謝の気持ちをもって取り組んでいきたいものです。

2021年後半・2022年に向けて

今回は2021年前半の副業収入について振り返りましたが、2021年はまだ5ヶ月を残しています。このまま推移すれば、副業収入が過去最大になることは確実です。また、正社員の収入を含むとぼんやりと抱いている「豊かに暮らせそうな年収イメージ」のラインをこえる見込みです。

逆にいうと、自分がこれまでしてきた努力でいけるレベルとしては、ある意味限界に達してしまうのでは?という思いがあります。そのため、2022年はこれまでとは異なるベクトルの努力や、やったことのない行動をしていく必要があると思います。

というわけで、2021年後半は既存案件に取り組みながら2022年のアクションについて考えなおすことに注力していきます。将来のことを考えるのが得意じゃないとか、そんな甘っちょろいことは言ってられません。

2022年を飛躍の年にすべく、残り半年、しっかりと準備を整えたいと思います。

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正社員+副業で6社と契約を結ぶパラレルワーカー。様々なチームに所属し、1つの会社に依存しない働き方を体現しています。ライターとして1100本以上の記事制作実績があり、得意分野は組織、キャリア、働き方関連。マナー研修やライティング講座で講師も務める。元求人広告のコピーライターで、現在は社長秘書兼人事チームリーダー。パラレルワーク3年目。

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