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Wantedlyを導入・運用すべき業種とすべきでない企業

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正社員+副業で6社と契約を結ぶパラレルワーカー。様々なチームに所属し、1つの会社に依存しない働き方を体現しています。ライターとして1100本以上の記事制作実績があり、得意分野は組織、キャリア、働き方関連。マナー研修やライティング講座で講師も務める。元求人広告のコピーライターで、現在は社長秘書兼人事チームリーダー。パラレルワーク3年目。

こんにちは、4つの仕事をかけもちするクワトロパラレルワーカーの黒木です。

先日、半年間運用し、解約したWantedlyから再開を促す営業電話がかかってきました。私はWantedlyは良い媒体だが、自社が業種的に合わないと感じたことを説明。そのうえで同業種で効果を出している実績があれば、そのデータをもとに検討したいと伝えました。

そして翌々日、Wantedlyの営業からメールで「御社の業界に該当する事例はない」と回答がありました。2020年の春から秋にかけて運用している間に把握していたことですが、Wantedlyは業界特性が大きく影響します。今日はそんなWantedlyの運用について、いろいろなデータをまとめていきたいと思います。

正社員としてメイン担当として運用してわかった情報に加え、副業人材として現在進行形で運用をサポートしている企業での実績も分析します。

これからWantedlyを運用したいと考える企業の担当者や、副業人材として企業のWantedly運用に関わっている方に読んでいただきたい内容です。

Wantedly運用実績一覧

まずは私の運用実績を時系列順に紹介します。

<実績一覧>
▼2019年10月~2020年9月/副業人材として3つの企業で記事作成を担当
▼2020年4月~2020年10月/正社員の会社でメインで運用を担当
▼2021年1月~現在/コンテンツマーケティング会社の運用を副業人材として支援

2019年10月~2020年9月/副業人材として3つの企業で記事作成を担当

私がWantedlyという媒体に関わるようになったのは2019年の秋頃から。はじめはストーリー記事や募集記事を単発で引き受けるところからスタートしました。約1年間で3社の依頼を受け、終盤は別のライターが書いた記事の添削という形で引き受けることもありました。

2020年4月~2020年10月/正社員の会社でメインで運用を担当

次の段階として、正社員の会社で人事としてWantedlyを運用することになります。この時担当することになった経緯としては、もともとは前任者が運用を担っていたものの、導入後3ヶ月運用したのち、9ヶ月間にわたって放置していることが社内で判明。

社長秘書と同時に人事の仕事も兼任している私のところに、社長指示で仕事が転がり込んでくることになります。ただ、私はこの時点でWantedlyの「解約」を進言します。

理由は自社の業種・職種的にWantedlyが合わないことが明白だったためです。ただ、契約が自動更新された直後だったため、半年間だけはできる限り運用することを決め、社内で自分を含め4名のチームを編成しました。半年間の運用結果については、次の大見出しで詳細にまとめます。

2021年1月~現在/コンテンツマーケティング会社の運用を副業人材として支援

そして、現在はコンテンツマーケティング会社のWantedly運用に副業人材として関わっています。支援をスタートするきっかけになったのは、正社員人事としてメインでWantedlyという媒体の運用があったため。会社としては苦しい状況での運用でしたが、私個人として良い経験となりました。

こちらの運用状況については後ほど大見出しで改めて解説します。

Wantedlyをメイン担当として半年間運用してわかったこと

「自社の業種・職種的にWantedlyが合わないことが明白だったため、解約を進言した」と書きましたが、具体的に、私が正社員で勤める会社は介護施設と保育園を運営する福祉系企業です。結論として、福祉業界、さらにはサービス系企業にWantedlyはおすすめしません。

というのも、WantedlyはビジネスSNS的な側面の強い採用媒体で、掲載企業も登録人材もIT系・ベンチャー系企業が中心です。職種としてはエンジニアやデザイナー、ライター、バックオフィス系がほとんどで、接客やサービスを希望する人材はほとんどいません。

半年間の運用の中でスカウトで人材検索をかけたこともありますが、福祉の仕事を希望する人材は全国で10名以下、サービス系の仕事を希望する人材は100名以下という少なさでした。運用どうこうではなく、「合わない」ということがわかると思います。

一方でIT系・ベンチャー系企業にとっては、企業の規模感ではなく会社の考え方や、活躍しているメンバーのエピソードを前面に押し出す採用活動が可能です。求職者側も「共感できるなにか」を軸に良い会社・仕事と出会いたいと考えている人が登録しています。

大切な価値観や考えを共有できるエンジニアやデザイナー、ライター、バックオフィス系人材を探している企業にとってはWantedlyはとても面白いツールです。

私はWantedlyの運用を引き継ぎ、勉強していく中で、前任の担当者が3ヶ月間運用したあとに、9ヶ月間放置してしまった理由がすぐにわかりました。ただ、自分のところに回ってきた時点で半年間分の費用を払ってしまったいたため、運用せざるをえません。

私は前任者が3ヶ月間手を付けていたものをすべてリセットし、イチから運用をスタートすることにしました。一言に「運用」といっても、その方法や度合いは企業によって様々です。まずは私が3名のメンバーと一緒に、半年間で実施したことをデータ面から説明します。

半年間での運用実績

<募集記事>
・新規作成/6職種
・更新回数/60回
・総閲覧数/8423PV

<ストーリー>
・新規作成/42本
・トレンドランキング1位獲得/7回
・トレンドランキング2位~10位獲得/14回
・総閲覧数/8739PV

<新規フォロワー数>
・53名→229名(176名プラス)

募集記事について

それぞれに解説していくと、募集記事は運用を引き継いで一度すべての既存原稿の掲載をすべてクローズし、新規記事を週1本ずつ作成・投稿しました。4月半ばからスタートしたので、5月中には6職種そろった状態になりました。そこからは平日に毎日記事を更新する形での運用です。

6職種のうち、私が作成したのは半数の3本です。残りの3本を3名のメンバーで分担して作成後、私のチェックを経て、掲載しました。

ストーリー記事について

次にストーリーについては、ゼロの状態から引き継いでから3週間・平日15日間は記事を毎日投稿し続けました。その後、5ヶ月間は週1本~2本のペースを守って新規記事の投稿を続けたという形です。

上記本数やペースは引き継ぎにあたり計画をたて、その計画に基づいて運用しました。途中新型コロナウィルスという非常事態があったものの、おおむね計画通りに進行しました。

作成本数の内訳としては42本のうち、私が作成したのは17本。うち6本が掲載日のトレンドランキング1位を記録し、9本が2位~10位にランクインしました。

ブランディング・採用媒体としての成果

半年間の運用期間中、企業の注目度を示す企業ランキングは最高で75位/3万4000社で、平均としては200位~500位を推移していることが平均という形でした。

そして、肝心のエントリー数は89名、採用数はゼロという結果です。

運用メンバー4名で半年間という時間をかけ、コストをかけて上記結果となったことについて、私は「Wantedlyは私たちの企業・業界には合わなかった」と感じています。

一方で、この半年間蓄積したものが全くの無駄かというと、そうとも思っていません。

採用の入り口としてではなく、応募者の意欲を高めるツールとして

担当引き継ぎ初期から感じていたのですが、Wantedlyは採用の入り口ではなく、志望度を高める、あるいは選考離脱率をさげる外部装置になると考えています。

使い方としてはWantedly内の求職者から新しい仲間を採用するのではなく、他の無料・有料媒体から応募してくれた方々に対して、Wantedlyのストーリー記事や会社ページを案内。選考前や選考途中、内定後により深く会社の考えを理解するための情報源にしてもらうことを目指します。

採用以外の効果を期待できる情報発信ツールとして

また、新規のフォロワーが176名増えたということについても意味があります。引き継ぎ前の段階と比べてフォロワーの数が4倍以上に増加したことで、募集記事・ストーリー記事のPVも安定していきました。

運用終了の前段階でストーリー記事の平均PVは現状300程度で、そのうち社内のメンバーは50名前後と推計していました。一度のストーリー記事投稿で、外部の250名の人々に情報が届いていくというのは価値があることだと思います。

もちろん、中にはPVが2ケタを超えないもの、逆に4000PVを超えるものなど、ストーリー記事の閲覧数にはバラツキはあります。このバラツキを少しでも上振れさせていてくことがWantedly運用の難しいところであり、面白いところだと感じます。

Wantedlyなら会社の規模感に左右されず魅力を伝えられる

正社員としてWantedlyの運用を終了したあと、私はコンテンツマーケティング事業を運営している従業員数10名未満の企業のWantedly運用を支援しています。具体的に支援内容は下記の通りです。

▼導入前相談(自社にとってWantedlyが合うか、合わないか)
▼運用ゴールの設定
▼運用計画の設定
▼ストーリー記事の作成・投稿
▼効果分析・方向性の提案

運用状況としては初月で会社ページを整え、募集記事の投稿を開始。2ヶ月目からおおむね週に1本、募集記事もしくはストーリー記事を投稿しているという状況です。運用ペースは高くはないものの、事業内容的にも募集職種的にもWantedlyとマッチしているため、状況は良好です。

コンテンツマーケティング企業のWantedly運用状況

・募集記事/5本
・職種/Webディレクター、ディレクターサポート、ライター
・合計PV数/約2202

・ストーリー記事/4本
・トレンドランキング1位/1回、2位~10位/2回
・合計PV数/約701

・フォロワー数/261名
・エントリー/72名
・会社ランキング/150位~300位を推移

私は正社員の企業で半年間Wantedlyを運用していた時に比べ、記事の作成数も投稿頻度も少ないものの、2ヶ月間で運用フォロワー数はすでに追い抜いている状況です。エントリー数もこのままいけば3ヶ月目に越えていくことが見込めます。
(現段階でスカウトは未使用で72名のエントリーを獲得しています)

このようにWantedlyは適性のある企業にとっては、それほど大きな手間をかけることなく効果を出せる採用媒体だといえます。

まとめ

Wantedlyを運用する際には自社の事業や属する業界が合っているかどうかしっかりと見極める必要があります。Wantedlyの導入を提案されたときには必ず自社と同じ業種・規模感の事例を参照しましょう。公式発表で、Wantedlyは2021年3月時点で3万4000社が掲載している媒体です。

この数の中に自社に近い事例がないということは「合わない」という恐れもありますので、公式や代理店に慎重に確認し、冷静に判断しましょう。

一方で、Wantedlyに「合う」企業にとっては、自社の情報を積み上げて効果を出せる媒体です。導入を検討している方や、運用サポートを希望する方はぜひ気軽にご相談ください。

私のWantedlyページはこちらです。掲載済みの記事を確認できます。各記事のPV数についてはお問合せいただければ回答致します。
また、Wantedly以外の実績についてはプロフィールページをご覧ください。

パラレルワークライフでは、パラレルワークや副業に関する情報を日々更新します。毎週新しい記事を投稿するので、週に1度のぞいてみてください。それではまた。

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正社員+副業で6社と契約を結ぶパラレルワーカー。様々なチームに所属し、1つの会社に依存しない働き方を体現しています。ライターとして1100本以上の記事制作実績があり、得意分野は組織、キャリア、働き方関連。マナー研修やライティング講座で講師も務める。元求人広告のコピーライターで、現在は社長秘書兼人事チームリーダー。パラレルワーク3年目。

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