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副業・パラレルワークの確定申告を嫌がらないで!確定申告って実は「得」

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正社員+副業で6社と契約を結ぶパラレルワーカー。様々なチームに所属し、1つの会社に依存しない働き方を体現しています。ライターとして1100本以上の記事制作実績があり、得意分野は組織、キャリア、働き方関連。マナー研修やライティング講座で講師も務める。元求人広告のコピーライターで、現在は社長秘書兼人事チームリーダー。パラレルワーク3年目。

こんにちは、4つの仕事をかけもちするクワトロパラレルワーカーの黒木です。

今日は確定申告についてのお話です。確定申告と聞くとどうしても「面倒だな」とか、「税金支払うの(手取りが減るの)嫌だな」と思ってしまう人もいると思います。ですが、納税額が増えるのは収入が増えた証拠です。

手間がかかるのは事実ですが、せっかくなので、ポジティブに取り組んじゃいましょう。去年から副業・パラレルワークをはじめた方は、この記事を読んでから確定申告に取り組んでください。

読み終わる頃には、少しだけ嫌な気持ちや面倒な気持ちがなくなっているはずです。

改めて、今回は下記目次の通り、3つのポイントにわけてお話したいと思います。

※この記事は確定申告の手順を詳細に説明するものではありません。「確定申告の方法について詳しく知りたい」という方は税理士による解説記事【確定申告を自分でやる人必見! 】かんたんに確定申告をやるポイントとは?をご覧ください。

また、記事内で紹介しますが、確定申告のやり方に不安がある場合は有料の会計ツールの活用をおすすめします。初年度無料のツールもあるため、初心者でも簡単に扱えるツールの活用を検討してください。

副業収入は会社員給与よりも手取りが残りやすい

まずはじめにお伝えしたいのは、確定申告で税金を払っても良いといえるようになる事実について。一言でいうと、確定申告をする人としない人では、確定申告をする人のほうが「得」しているのです。

たとえば、下記のような収入を得た人のうち、どちらのほうが、手取りが多いでしょうか。

①正社員の給与だけで年収550万円
②正社員の給与400万円+副業報酬150万円

答えは②です。そして、確定申告をするのも②の人です。確定申告(おもに青色申告)は手間がかかりますが、確定申告をしない人よりも手元にお金が残りやすいと考えると、悪くはないと思えるはずです。

確定申告を適切に行うことで、正社員だけの給与よりも得をする。その理由は48万円の基礎控除と最大65万円の青色申告特別控除にあります。「控除」とは、課税対象から差し引くよという意味だと思ってください。

つまり、

②正社員の給与400万円+副業報酬150万円

という人が、必要な準備を整えて確定申告をすると、

②正社員の給与400万円+副業報酬150万円ー控除113万円=総収入437万円扱い

で税金を納めることになるというイメージです。

そして、日本の所得税は累進課税で、収入が多ければ多いほど納める税率が高くなる仕組みがあります。

なので、

①正社員の給与だけで年収550万円の人
②(正社員の給与400万円+副業報酬150万円だけど、確定申告をして)総収入が437万円になった人

では、①の人のほうが多くの税金を納めることになります。確定申告をする人としない人では、年間で受け取るお金は一緒でも、手元に残る金額が変わってくるのです。

このように考えると、手間のかかる確定申告をしなければならないというのも、悪くはないと思えるはずです。

会計ソフトを使って負担を軽減

とはいえ、知識ゼロから確定申告をするのはやっぱり大変です。私も2020年にはじめて確定申告をしたのですが、正直イチから調べながら100%自力でやるのは無理だと思いました。

そこでfreeeという会計ソフトを使うことにしました。その時はツールの良し悪しを見分ける知識すらなかったので、あまり深く考えることなく契約しました。使ってみて思うのは、操作性がかなりよく、昨年に加え、今年の確定申告でも活躍してくれました。

ちなみにfreeeの年会費はこんな感じです。

私はスタータープランを年払い1万2936円(税込)で利用しています。また、純粋に確定申告を簡略化にしたいというだけなら弥生会計のやよいの青色申告オンラインがおすすめです。初年度は無料かつ2年目からは年8800円(税込)と、freeeに比べて2/3程度までおさえられています。

まだそれほど副業収入がないので、できるだけお金をかけずに確定申告をサポートしてくれるツールを使いたいという方は、やよいの青色申告オンラインのほうがいいでしょう。

ちなみに、会計ソフトを使えば、下記のような手順で確定申告を行うことができます。

▼月々の収入を計上
▼月々の支出を計上
▼経費を登録
▼正社員の給与と社会保険料、生命保険控除を登録
▼その他の情報(各種保険料、扶養、住宅ローン、ふるさと納税など)を登録

非常におおまかな手順ではありますが、会計ソフトを活用すれば、会計の知識が全くない人でも自分で確定申告を完結できます。

確定申告は自分の成長を実感できるもの

確定申告は1年間の収支を振り返るものです。会計ソフトに収入を計上していく過程で、1年前の自分と比べて成長したことを実感できると思います。

改めて、副業をはじめて、正社員の給与に加えて別の会社から報酬を得た場合は、申告する必要があります。手続きは面倒で、初めて行う時には難しいと感じるものです。しかし、確定申告をするのは正社員の仕事だけをしていた時よりも「収入が増えたから」です。

そのことを意識すれば、少しは気持ちが前向きになると思います。もし面倒くさい・大変そうという理由で確定申告を後回しにしてしまっているなら、1年間でどのくらい収入が増えたかを確認するつもりで、ポジティブに取り組んでみてください。

※副業2年間分の記録は副業収入年200万円までの道。パラレルワークをはじめた理由と24ヶ月分の収入推移を公開にまとめています。

パラレルワークライフでは、パラレルワークや副業に関する情報を日々更新します。毎週新しい記事を投稿するので、週に1度のぞいてみてください。それではまた。

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正社員+副業で6社と契約を結ぶパラレルワーカー。様々なチームに所属し、1つの会社に依存しない働き方を体現しています。ライターとして1100本以上の記事制作実績があり、得意分野は組織、キャリア、働き方関連。マナー研修やライティング講座で講師も務める。元求人広告のコピーライターで、現在は社長秘書兼人事チームリーダー。パラレルワーク3年目。

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